2021年8月21日(土)、SMAの当事者が、分身ロボットOriHimeを操縦し、遠隔でゲームを行う「OriHimeスポーツ大会」を実施しました。株式会社オリィ研究所 代表取締役CEO 吉藤オリィ氏が、当スポーツ大会のために開発・改良した「走れるOriHime」を活用し、3人チーム対抗でより高得点を獲得できるよう戦略を練りながら風船を割るゲームを行いました。
「走れるOriHime」を操縦するテクニックのみならず、いかに戦略を練って高得点を取るかについてチームで取り組んだことが、参加者の大きな満足度につながりました。また、自在に動くことを通じて、さまざまなことにチャレンジする自信にもつながったとのコメントをいただきました。
2021年8月22日(日)、小学生以下のSMAの当事者が選手として参加する「オンラインボッチャ大会」を実施しました。ボッチャは、もともと重度の脳性麻痺のある方や四肢の重度機能障がいのある方のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツで、国際的なスポーツ大会の正式種目にもなっています。本スポーツ大会においては、オリィ研究所が開発協力をしたオンラインボッチャシステムを使い、参加者は遠隔で自宅等からボッチャに参加しました。
小学生とはいえ、スーパーショットも飛び出すなど、白熱したゲーム展開となりました。スムーズな操作方法でボッチャが楽しめたこと、また3人のチームを編成し、チームメンバーで戦略を練ったり、励まし合いながらゲームができたことが、大きな満足と自信につながりました。
オンラインボッチャ大会にあたり、ボッチャ強化指定選手の有田正行さん(株式会社電通デジタル所属)から応援メッセージをいただきました。